「中学理科、高校物理の教職あり」リケ女、
入社2ヶ月でシニアとキッズの先生になる。
「夢に向かって新しいことを始めるなら、パッケージ化された塾を開くより、立ち上げから事業運営まで一から自分でつくれた方が面白くない?」。この川端(PROJECTページ参照)
の一言で転職を決意した富田は、今、横浜・上大岡の『e-VERSE Academy(イーバース・アカデミー)』で2つのコースの専任講師をしている。1つはシニア向けのスマートフォン教室、もう1つはキッズプログラミング検定教室である。何をどんな風に教えるのか?どんな特徴を持った教室にするのか?それらは入社したばかりの富田に大きな裁量が与えられている。もっと言えば、事業計画の立案や集客方法、今後の組織体制づくり等、川端の助言を得ながらではあるが、一人で担当し、推進しているのだ。「わからないことだらけ、初めてのことばかりで大変ではありますが、毎日がエキサイティングで楽しく充実しています。教えているというより、私も一緒に、わくわく学ばせてもらっている、そんな感覚です」。
『e-VERSE Academy』の楽しい学びで
横浜・上大岡をデジタル最先端の街にしたい。
「まだ先の話ですが、30歳までには社内起業を含め、独自のスクールを開業したいと思っています。わくわくするポジティブな学びをたくさんの子どもたちに届けていく。これがずっと温めてきた私の夢。一度きりの人生、本気で新しいスクールづくりに挑戦したいし、IPOも狙いたい」。生まれてすぐに父親の仕事の関係で渡英し、帰国後はインターナショナルスクールで学んだ富田らしい目標である。また、彼女自身が学ぶ喜びを実体験した、ある出来事も教育事業を志す大きなトリガーになったと言う。「私は大学で物理を専攻したのですが、高校1年までは物理が大嫌いでした(笑)。2年になって先生が変わると物理の法則や作用についてとてもわかりやすく教えていただき、物理って面白い!学ぶって楽しい!と俄然興味が増したんです。私が抱いたような感動を、ぜひ多くの子どもたちにも味わってほしいのです」。夢の実現に向かって、オーヴァルという起業家精神あふれるステージで全力を尽くす日々。「2022年、上大岡のある港南区は『デジタル実証実験区役所』に選ばれました。また『e-VERSE Academy』は営業努力もあり「ジュニア・プログラミング検定」の公式試験会場に認定されました。この追い風をしっかり受け止め、『上大岡に暮らすと、子どももお年寄りも、自然と最先端のデジタルが身に付くよね』と言われるような、そんな街づくりの中心に私たちがいられるよう頑張っていきます」。